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TOBLOG 進路記録: 2017年2月
続・絵で生計を立てたい!
本日は前々回のエントリー「絵で生計を立てたい!」の続報をお送りします。
あのインタビューから一週間後、とうとうやってきた芸大の試験日。
そして受験後に過ごした二週間。その結末はどうなったかというと・・・。
なんと!合格いたしました!!おめでとうございます!!
受かった本人が一番嬉しいはずですが、応援していた私たちも本当に嬉しい!
嬉しさ余って早速合格インタビューをしてみました。以下はその内容です。
─── このたびは合格おめでとうございます!
「ありがとうございます(笑)」
─── とりあえず順を追って話していきますか
「はい。」
試験前の一週間
「とりあえず毎日なにか描いてた気がしますね。」
─── そっかそっか、我々との約束果たしていただけましたか!
「結局一日一作完成させるっていうのは出来なかったんですけど・・・」
─── いやいや、やろうと頑張った時点で9割やったようなもんですよ
「はい(笑)」
試験当日
「特に早起きするわけでもなく、普通に昼ご飯食べてぼちぼち出て・・・」
─── ということは、あんまり緊張してなかった?
「いや緊張はしてました。でも考えたら余計緊張するだけなので・・・。」
─── で、本番はどうだった?
「予想通り、初見のお題なのでぶっつけ勝負でした。」
─── 筆が止まったりはしなかった?
「構想も30分くらいでさっと終わって、後は集中して出来ましたね。」
─── どっか一つのコマにこだわってハマってしまったりもせず?
「とにかく完成さすしかないし、時間との戦いなので。割り切りました。」
─── 腹をくくったと
「はい。後から自分で見たら"この漫画つまらない…"とかは思ったんですけど。」
─── いつもなら納得いくまでやってそうなイメージあるね
「まぁでも試験はそういうものじゃないので。完成させなきゃ意味ないです。」
─── 腹くくって時間内にやる、それってまさに仕事で絵を描く感覚では?
「なるほど。そう言われるとそうかも。」
試験後
「試験終わっても毎日絵ばっかり描いてましたね。」
─── ストイックか(笑)
「4月までにマンガ一本完成させてやろうかなとか思って・・・。」
─── その気迫はどこからやってくるのか・・・
「合格する前提で過ごしてないと不安だったのかも。」
─── あーなるほど、もともと描かないと落ち着かないとこもあるしね
「そうですね。そういうのもあります。」
合格発表
「学校のPCから見ました。クリックしたら"合格しました"とだけ。」
─── 嬉しかった?
「なんかあっけない感じがして、実感なくて。終わった安心感のみですね。」
─── そうかー、周りの人には報告した?
「はい。そしたら皆 "おめでとう!" って。夜は家族がお祝いしてくれました。」
─── お祝いって何か食べに行ったの?
「好物のすき焼きを。その時ですね。ジワジワ嬉しさがこみあげてきたのは。」
─── しみじみ(笑)
今後の予定
「忙しくなりそうです。絵のこととか、お金のこととか。」
─── アルバイトは今はしてないんだっけ?
「はい。でもなにかとお金は必要なので、また決めないと・・・。」
─── 学校には実家から通うの?
「そうですね。2時間かかるんで、そこも大変そうです。」
─── 絵の方はどんな感じ?
「忙しいですよ。今月は公募展〆切間近だし、5月には即売会。あぁ・・・。」
─── なるほど、こりゃ4月からますます自己管理が必要になってくるね
「そうですね。やるしかない。」
─── その意気ですわ、これから色々あるだろうけど、ぼちぼちね!
「はい。がんばります。」
インタビュー前は合格に対する嬉しさばかりが先行していた私ですが、いざインタビューを終えてみると、ここ数か月の彼女自身の成長、彼女自身に現れた変化そのものが、改めて喜ばしく感じられました。
彼女が「絵で生計を立てたい」と言う願いから踏み出した小さな一歩。
その一歩はこれから先の彼女の人生に大きな変化をもたらしたはずです。
中学校で不登校を経験して、通信高校へ入ったこと。
アルバイトやTOB塾での勉強を通じて自分自身と向き合ったこと。
そして芸大の試験に挑戦して、合格をつかみとったこと。
自分の意志で決めたこともあれば、不本意なこともあったと思います。
でもどんなことがあっても、次に踏み出す一歩が前を向いていさえすればいいんじゃないか。
今の彼女の姿を見ているとそんな風に思えてきます。
あらためて、合格&卒塾、おめでとうございます!
TOB塾一同、これからも波乱万丈の絵描き人生を全力で応援しつづけて参ります!
▲ 件の塾生より頂いた絵。メルヘン!4年後が楽しみですね。
あのインタビューから一週間後、とうとうやってきた芸大の試験日。
そして受験後に過ごした二週間。その結末はどうなったかというと・・・。
なんと!合格いたしました!!おめでとうございます!!
受かった本人が一番嬉しいはずですが、応援していた私たちも本当に嬉しい!
嬉しさ余って早速合格インタビューをしてみました。以下はその内容です。
─── このたびは合格おめでとうございます!
「ありがとうございます(笑)」
─── とりあえず順を追って話していきますか
「はい。」
試験前の一週間
「とりあえず毎日なにか描いてた気がしますね。」
─── そっかそっか、我々との約束果たしていただけましたか!
「結局一日一作完成させるっていうのは出来なかったんですけど・・・」
─── いやいや、やろうと頑張った時点で9割やったようなもんですよ
「はい(笑)」
試験当日
「特に早起きするわけでもなく、普通に昼ご飯食べてぼちぼち出て・・・」
─── ということは、あんまり緊張してなかった?
「いや緊張はしてました。でも考えたら余計緊張するだけなので・・・。」
─── で、本番はどうだった?
「予想通り、初見のお題なのでぶっつけ勝負でした。」
─── 筆が止まったりはしなかった?
「構想も30分くらいでさっと終わって、後は集中して出来ましたね。」
─── どっか一つのコマにこだわってハマってしまったりもせず?
「とにかく完成さすしかないし、時間との戦いなので。割り切りました。」
─── 腹をくくったと
「はい。後から自分で見たら"この漫画つまらない…"とかは思ったんですけど。」
─── いつもなら納得いくまでやってそうなイメージあるね
「まぁでも試験はそういうものじゃないので。完成させなきゃ意味ないです。」
─── 腹くくって時間内にやる、それってまさに仕事で絵を描く感覚では?
「なるほど。そう言われるとそうかも。」
試験後
「試験終わっても毎日絵ばっかり描いてましたね。」
─── ストイックか(笑)
「4月までにマンガ一本完成させてやろうかなとか思って・・・。」
─── その気迫はどこからやってくるのか・・・
「合格する前提で過ごしてないと不安だったのかも。」
─── あーなるほど、もともと描かないと落ち着かないとこもあるしね
「そうですね。そういうのもあります。」
合格発表
「学校のPCから見ました。クリックしたら"合格しました"とだけ。」
─── 嬉しかった?
「なんかあっけない感じがして、実感なくて。終わった安心感のみですね。」
─── そうかー、周りの人には報告した?
「はい。そしたら皆 "おめでとう!" って。夜は家族がお祝いしてくれました。」
─── お祝いって何か食べに行ったの?
「好物のすき焼きを。その時ですね。ジワジワ嬉しさがこみあげてきたのは。」
─── しみじみ(笑)
今後の予定
「忙しくなりそうです。絵のこととか、お金のこととか。」
─── アルバイトは今はしてないんだっけ?
「はい。でもなにかとお金は必要なので、また決めないと・・・。」
─── 学校には実家から通うの?
「そうですね。2時間かかるんで、そこも大変そうです。」
─── 絵の方はどんな感じ?
「忙しいですよ。今月は公募展〆切間近だし、5月には即売会。あぁ・・・。」
─── なるほど、こりゃ4月からますます自己管理が必要になってくるね
「そうですね。やるしかない。」
─── その意気ですわ、これから色々あるだろうけど、ぼちぼちね!
「はい。がんばります。」
インタビュー前は合格に対する嬉しさばかりが先行していた私ですが、いざインタビューを終えてみると、ここ数か月の彼女自身の成長、彼女自身に現れた変化そのものが、改めて喜ばしく感じられました。
彼女が「絵で生計を立てたい」と言う願いから踏み出した小さな一歩。
その一歩はこれから先の彼女の人生に大きな変化をもたらしたはずです。
中学校で不登校を経験して、通信高校へ入ったこと。
アルバイトやTOB塾での勉強を通じて自分自身と向き合ったこと。
そして芸大の試験に挑戦して、合格をつかみとったこと。
自分の意志で決めたこともあれば、不本意なこともあったと思います。
でもどんなことがあっても、次に踏み出す一歩が前を向いていさえすればいいんじゃないか。
今の彼女の姿を見ているとそんな風に思えてきます。
あらためて、合格&卒塾、おめでとうございます!
TOB塾一同、これからも波乱万丈の絵描き人生を全力で応援しつづけて参ります!
▲ 件の塾生より頂いた絵。メルヘン!4年後が楽しみですね。
(一般社団法人new-look) 2017年2月28日 20:00
絵で生計を立てたい!
こんにちは。TOB塾スタッフの三上です。
さて、今回は絵を描くことが好きな、とある女性塾生のお話です。
一口に絵と言えど色々なものがありますが、今回登場するのは「コミックイラスト」です。
▲コミックイラスト…小説、カードゲーム、広告、などに利用されるコミック調のイラスト。
件の女性塾生には「絵で生計を立てたい」と言う夢があり、その実現のために様々なことをしています。
絵をネットへアップする、同人誌即売会への参加、コンテストへの作品応募などの地道な創作活動です。
中学3年生で一時的な不登校を経た彼女は、通信制高校を利用して高卒資格を取得。
その後「学校で絵を学びたい」という思いから、入試対策や進路熟考のためにTOB塾へ入塾。
バイトで自分のお金を稼ぐ傍ら、勉強を通じて自分自身と向き合ってきた彼女。
今は「イラストに次ぐもう一つの武器としてマンガを学ぶ。」と言う目標に向かい、芸大試験に挑戦中。
さて、実は筆者の知人には、イラスト・マンガを生業にする現役のプロが数名存在します。
そこで彼女の人生に役立つヒントが得られないかと話を伺ったところ、快く質問に応じてくれました。
(※なお記事中のイラストもそれら知人の方々が提供してくださいました。多謝…!)
以下はそうしたプロの絵描き達から彼女へ送られた、絵で生計を立てるにあたっての人生訓です。
以下はそのときの彼女の反応です。
と、彼女なりに色んな情報を頭の中で整理して、自分の性格や課題を捉え直そうとしている様子。
そこで担当講師もまじえて三者で知恵を出し合い課題に対する具体的な対策を出していきました。
「生活習慣を整える」「筆が止まる日は、人のコピーでもいいから描き切ってみる」など…。
しかし「対策すれば簡単でしょ?はいがんばって!」と外野に言われるのは理不尽と思った我々。
筆者と講師も彼女と同じ状況を味わうべく、彼女と一緒に芸大の試験対策などを疑似体験することに。
(※なお試験内容は「3~5ページでテーマに沿ったマンガを描く」といったものですが、
我々はド素人のため、〆切は一週間を定めました。本来の試験では4時間しか与えてもらえません。)
彼女もこの提案を受け、「確かに人もがんばってると思うと、自分もやらなきゃと思う。」と、やる気になった様子。
我々も彼女と同じ状況に立ったつもりで、気合いを入れて応援していきたい所存です。
また今回の話は一例ではありますが、TOB塾では塾生それぞれ一人ひとりの「自分の目標に向かって前進しようとする意志」を、様々な視点、方法から全力で応援していきたいと考えています。
まだまだスタッフの力も未熟で、出来ることも微力な我々ではありますが、どうか大きな可能性を秘めた塾生たちの未来のためにも、TOB塾の活動を応援していただければ幸いです。
さて、今回は絵を描くことが好きな、とある女性塾生のお話です。
一口に絵と言えど色々なものがありますが、今回登場するのは「コミックイラスト」です。
▲コミックイラスト…小説、カードゲーム、広告、などに利用されるコミック調のイラスト。
件の女性塾生には「絵で生計を立てたい」と言う夢があり、その実現のために様々なことをしています。
絵をネットへアップする、同人誌即売会への参加、コンテストへの作品応募などの地道な創作活動です。
中学3年生で一時的な不登校を経た彼女は、通信制高校を利用して高卒資格を取得。
その後「学校で絵を学びたい」という思いから、入試対策や進路熟考のためにTOB塾へ入塾。
バイトで自分のお金を稼ぐ傍ら、勉強を通じて自分自身と向き合ってきた彼女。
今は「イラストに次ぐもう一つの武器としてマンガを学ぶ。」と言う目標に向かい、芸大試験に挑戦中。
さて、実は筆者の知人には、イラスト・マンガを生業にする現役のプロが数名存在します。
そこで彼女の人生に役立つヒントが得られないかと話を伺ったところ、快く質問に応じてくれました。
(※なお記事中のイラストもそれら知人の方々が提供してくださいました。多謝…!)
以下はそうしたプロの絵描き達から彼女へ送られた、絵で生計を立てるにあたっての人生訓です。
- 絵を見た人が仕事をくれる。完成品を人目に晒し続けることが何より大切。
- 仕事やバイトはお金のため、本来の目的は創作活動。余力と時間を確保せよ。
- 学校には学校の、現場には現場の学びとコネがある。自分に必要な環境を選べ。
- 仕事ではマイペースは通用しない。他人が決めたペースでも創作できる技量を磨け。
- 苦労して夢を実現する人もいれば、趣味の創作が見初められる人もいる。運と努力。
以下はそのときの彼女の反応です。
- 自分は学校もバイトも、続くか否かが人間関係に左右されやすいのかもしれない。
- 作品を完成しきる前に筆が止まり、ゲームや睡眠に流されてしまうことが多々ある。
- 絵を描きたい、絵が好きという思いに反し、生活がだらけると強い不安を感じる。
- 完成直前の修正や描き直しに充てる時間・体力の余裕がなく、計画性や要領に乏しい。
- プロの人達の話からも再確認できたが、自分の一番の課題は自己管理だと思う。 など
と、彼女なりに色んな情報を頭の中で整理して、自分の性格や課題を捉え直そうとしている様子。
そこで担当講師もまじえて三者で知恵を出し合い課題に対する具体的な対策を出していきました。
「生活習慣を整える」「筆が止まる日は、人のコピーでもいいから描き切ってみる」など…。
しかし「対策すれば簡単でしょ?はいがんばって!」と外野に言われるのは理不尽と思った我々。
筆者と講師も彼女と同じ状況を味わうべく、彼女と一緒に芸大の試験対策などを疑似体験することに。
(※なお試験内容は「3~5ページでテーマに沿ったマンガを描く」といったものですが、
我々はド素人のため、〆切は一週間を定めました。本来の試験では4時間しか与えてもらえません。)
彼女もこの提案を受け、「確かに人もがんばってると思うと、自分もやらなきゃと思う。」と、やる気になった様子。
我々も彼女と同じ状況に立ったつもりで、気合いを入れて応援していきたい所存です。
また今回の話は一例ではありますが、TOB塾では塾生それぞれ一人ひとりの「自分の目標に向かって前進しようとする意志」を、様々な視点、方法から全力で応援していきたいと考えています。
まだまだスタッフの力も未熟で、出来ることも微力な我々ではありますが、どうか大きな可能性を秘めた塾生たちの未来のためにも、TOB塾の活動を応援していただければ幸いです。
(一般社団法人new-look) 2017年2月 7日 18:57
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