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【プレス掲載】2015年5月22日朝日新聞朝刊

本日の朝日新聞朝刊、教育面に取り上げていただきました。
TOB塾が、というか、塾生が高校中退のことを取材受けまして、
そのついでに、という感じでした。

今日、大学の授業でゲストでお話したことにも関連しますが、
高校中退→バイトしながら学費なども溜めつつ最短距離の勉強で有名私大を目指す→最小限の奨学金で大学卒業→しっかり就職する。
というモデルの先駆けになることを期待しつつ。

ご報告まで。


たばこで退学 大学へ再起
2015年5月22日朝日新聞朝刊



 高校中退の理由として、昔も今も一定の割合を占める「問題行動」。兵庫県内に住む男子生徒(17)もその一人だ。全日制の公立高校1年の終わりころに喫煙が見つかり、停学処分を受けた。「高校は義務教育じゃない。今度やったら終わりだ」。先生にそう釘を刺された。
 反省し、たばこをやめた。しかし処分が解けてまもなく、友人のために買っているところを見つかった。そして、退学。「せっかく入った高校なのに……」と、母は悲しんだ。
 「何で自分が、という気持ちも最初はあったけど、冷静に考えたら自分が悪かった」。みんなでワーワー騒ぐのが好きな性格が災いしたのかもしれない。仕方がない、と思う。
 学校が嫌になったわけではなかった。大学にも行きたい。1ヵ月ほど休んだ後、通信制高校に入り直したのは、自然な選択だった。大学進学に向けて塾にも行くようになった。
 その塾は、兵庫県西宮市の静かな住宅街にある。「TOB(とぶ)塾」は、高校中退者らを積極的に受け入れようと、立ち並ぶ戸建て住宅の一つを借りて2013年6月にできた。高卒認定の資格取得や大学進学を目指す10~30代の計約20人が、ここを訪れている。
 「中退した後どうすればいいか、モデルが少ない。いろんな生き方があることを学びをサポートしながら伝えたい」。塾を運営する一般社団法人「ニュールック」代表理事の山口真史さん(34)は説明する。最近の中退者は、問題行動で退学になる「ヤンキー」系より、人間関係の悩みから登校できなくなるタイプが多いという。
 男子生徒は今、月に2回は通信制高校のスクーリング、週1回はTOB塾、そして週3、4回は飲食店でのアルバイト。朝から夕方まで接客やレジ打ちをこなしながら高校のリポート提出に励み、頑張れば今年度で卒業できる数の単位を取った。
 進路の第1希望は、関西地方の私大文系。生徒は言う。「高校をやめていなければ将来なんてまだ考えなかったかもしれない。中退が、考えるチャンスになった」

【片山 健志】


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