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【プレス掲載】2016年4月14日毎日新聞朝刊

夜の街で出前授業 開店前に4教科指導
2016年4月14日毎日新聞朝刊



 高校中退者向けの個別学習塾「TOB(とぶ)塾」(兵庫県西宮市高木西町)を運営している山口真史さん(35)が、今年2月から高校を中退して夜の街で働く女性の学習指導を続けている。
 中学・高校の教諭だった山口さんは、高校に「中退者が何を求めているか知りたくて」退職。高卒認定試験や大学受験に意欲がある若者をサポートすることを考えて塾を創設した。夜のゲームセンターなどにたむろする高校中退者に声をかけ、その中には入塾して高卒認定を取った人もいる。
 スナックやラウンジなどの飲食店で夜に働く女性の中にも高校中退者が少なくないと気づき、一昨年、対象者を広げようと、店への出前授業を思い立った。たまたま知り合った飲食店経営者の岩本仁さん(35)に話を持ちかけたところ、岩本さんが賛同。兵庫県尼崎市内の自身のラウンジを提供し、授業料の支払いも買って出た。
 現在の受講生はラウンジの女性スタッフ1人で、毎週火曜日の開店前に1時間半、英語、国語、数学、世界史の指導を受けている。「8月の高卒認定試験合格が目標。
他の店にも理解が広がってほしい」と山口さん。自身も勉強嫌いだったが、奮起して保育士の資格を取得した岩本さんは「高卒認定や資格を取って、仕事の選択肢を広げてほしい。女性が仕事をしやすいよう、僕の資格を生かして託児所の開設も考えている」とエールを送る。

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