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TOBLOG 試験・入試情報: 2021年11月

第2回高卒認定の分析

こんにちは。
スタッフの山元です。

まだ気持ちは8月くらいなのですが、もう11月も終わり、2021年も終わりと月日が経つのはあっという間ですね。
別件で連絡をとった卒塾生から「久しぶりにご飯でもいきましょ!」と誘われ行きましたがもう2回生も終わりだとのことで。
卒塾前は不安そうにしていた記憶もありますが、自信ある感じのいい雰囲気の大学生になっててよかったです。

さて、ようやく先日の試験の問題を入手しましたので、難易度や傾向が変わってないかどうか分析していきます。





〇国語

例年と比較した難易度…少し易しい

大問1が例年より知識問題寄りになったが中学知識でも十分解ける言葉系の知識問題なので難しくはない。
大問2、3は例年通りの難易度。学校辞めた人、進学してない人向けの試験なのに学校内での話し合いの問題を扱うのは相変わらず。
長文は現代の物語文でオーソドックスな問題。登場人物の世代が総じて高かったので入りにくさはあったかも。選択肢のひっかけは少なく、消去法使わなくてもこれだというものがだいたい合ってる。
古文は雰囲気でこれかな?という解答がそのまま正解なのでここで救われた人はいたかと。漢文は例年通り知識ないと無理。

国語長らく苦戦してた子も合格ラインの点数取れてるので、この難易度でよかった。


 
〇現代社会

例年と比較した難易度…普通
 
知識問題はちゃんと知識が必要な問題なので、その辺りスラスラと飛ばしていけば読解問題部分に時間かけて合格点は取れる内容だと思う。
読解問題1問1問がボリュームあるので、問題を解く体力をつけれるかが勝負どころ。(私自身これを最後から2番目に分析行ったので集中力の問題かめちゃくちゃケアレスミスが多かった…。)
時間割的には物理基礎をとっていなければ初っ端なので問題ないと思うが、その後に国語、英語と続いていくので英語までに体力が残せるかどうか。
解き方の問題なので基本的には対策は過去問だけでよさそう。
前からそうだったかもしれないが、登場人物の名前が今風だったのに少し感動した。


 
〇世界史

例年と比較した難易度…普通
 
全体の流れをなんとなくおさえていたら選択肢の中から時代や場所が違うぞと消去法で解ける問題も多かったが、知識が全くない状態では厳しい問題。
今回は中国史を入れていたら解ける問題も多かった。ここの歴史は得意かもという分野が一つでもあれば強いと思う。
最近トレンド気味だったイスラム関係は減少気味。
普段写真問題は見た瞬間あきらか違うが4つ中3つあったりするが、ノー知識の状態では1つほどしか削れない内容だったので、確実に点数が取れるところの難易度を上げてきたなという印象。逆に細かすぎて分からん、という問題も少なかった。

世界史はラクできないのでしっかり学習して挑もう。


 
〇地理

例年と比較した難易度……やや難しい
 
見た瞬間分かるよね、という問題が例年より少なかった印象。
毎年恒例の大問5のある都道府県に焦点をあてた問題、今回は同じ関西の京都に関するものだったのでまだ馴染みがあったのではなかろうか。(もしかすると試験時間の都合こちらを解くの間に合わなかった人も多そうだが。)
時間短縮に関しては、「読解問題で探すのがややこしそうなものは後の選択肢からやっていくと良い」の法則がきれいに当てはまるものも多く、読ませたいだろうなと個人的に感じた問題は3,4に解答が集中していた。

地理苦戦してギリギリだった人もいるので侮れない。


 
〇数学

例年と比較した難易度……少し易しい
 
出題形式はほとんど同じ。
大問2(1)の1次不等式の問題と大問4(2)の2次関数のx軸との共有点の個数は高認で初めてみる出題。(後者は例年交点の座標を求める問題だが、個数を聞かれるのは多分今回が初めて。)
ただ、今回は分からない時の最終手段の裏技が使える問題が多く、うちで教えてる子は取りやすかったのではなかろうか。(とりあえずここは答え0か1になることが多いよというところも答え1でしたし…!もはや数学とは。)

四則演算、文字式の計算さえ抵抗感なければ、ある程度暗記で合格に持っていける。


 
〇科学と人間生活

例年と比較した難易度……少し易しい
 
過去問で見たことあるなという問題が多く、過去問さえやっていれば合格点に届く難易度。
特に物理の光の問題が小難しさもなく、全問正解も狙える難易度だったのは大きい。
反対に普段一般常識のみで解けることも多い地学の自然と災害の分野がノリで解きにくい問題だったため、バランスがうまく取れていると思う。(難しいわけではなく読解で十分に解ける問題ではある。)

化学範囲はやはりわりと知識必要なので、物理生物地学で合格点取りにいくのがやはり鉄板。


 
〇地学基礎

例年と比較した難易度……普通
 
ちゃんと知識の必要な問題から読解的に解ける問題とバランスよく、過去問を繰り返し解いていれば合格できる難易度。
火成岩の表を覚えていなかった人は大問3が結構しんどかったのではないかと思う。覚えてた人は表のまんま解くだけなのでやったね!
大問4はここのところ地質年代に関する問題が多かったが、久しぶりに層理の問題が出てきており、地学基礎は満遍なくの対策が必要だと感じた。
先日ブログに書いたエルニーニョ現象に関することが大問1つ分丸々出題されたが、地学基礎の前の時間に行われた地理の問題でエルニーニョ現象に関する読解問題があり、そこをしっかり読んだ人にはラッキー問題だったのではなかろうか。

理科基礎はなんだかんだ他の科目と比べて突っ込んだ内容聞いてくるので難しい。


 
〇英語

例年と比較した難易度……易しい
 
例年と全く同じ傾向。
一番配点の高い大問7の長文が読みやすく、文章量も少なかったためここに取り組める方針で解く順番組み立てていると合格しやすかったと思う。
foodとwasted(waste)から食料の廃棄問題かというのが掴めたら文章の大部分を読み飛ばせる。
その手前の大問6のグラフ等を含めた長文も、内容自体は読み取りしやすく意味も取りやすかったので、単語と解く順番さえおさえておけば合格点狙える形に持っていけたと思われる。


〇全体的に


例年と比較した難易度…少し易しい

前回の8月試験が個人的には少し難しく感じたので、バランスの取れたレベルだったと思う。
11月試験で出題傾向大幅に変えてというのはおそらくないと思うので、過去の問題をコツコツ取り組んでいたら何とかなると思う。

今回の試験、私の耳に入ってる限りでは現状受けた皆さん合格ラインに入っているのでよかったよかった。
またこれを受けて次の8月難しくしてくる可能性もあるので、こちらも戦略考えていきたい。

 

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