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今年の卒塾生の進路

・今年の卒塾生の進路
 大阪大学
 大手前大学
 関西国際大学
 崇城大学
 大手前短期大学
 産業技術短期大学2名
 大阪医療技術学園専門学校
 クラーク記念国際高等学校
 神戸第一高等学校
 西宮甲英高等学院
 兵庫県立西宮香風高等学校
 在籍高校に復帰
 高卒認定取得で卒塾2名
 就職を目指す3名

今年の卒塾生は、かなり多彩なイメージでした。
状況も高認取得からや通信制高校、全日制高校を通ってたり不登校だったり。
進路先も国立大学や特待生とか特殊な進路に、過年度生としての高校合格などなど。

その他、今年度3名と多かった「みんなと同じ塾で勉強できそう」とのことで卒塾した塾生の中には「関西学院大学に受かりました」とわざわざ報告に来てくれたり、
数年前に「就職にします」と数年バイトなどで働いていた卒塾した塾生から「将来の夢が決まった」と専門学校への進学の報告があったりしました。

みんなそれぞれに進んでいってるのが素敵だなと思いつつ、
高認取得して卒塾した人や就職目指して卒塾した人達とは継続的に連絡を取り合っていければと思っています。

法人としての役割

「中退したら人生終わり」ではなくなった社会。

「中退したら人生終わり」が世の中に広く広まっていた10年前からすると、通信制高校も爆発的に増えて認知されてるし、高卒認定の情報もあふれてるし、「不登校でも中退でもなんとかなるねー」という雰囲気が広がっているので、うちの団体としての一定の役割は終えているよなぁと、ステージが変わっている感をすごく感じています。

この変わったステージでは精神的に経済的に時間的に余裕のない人の割合がTOB塾のような立ち位置の所では増えていきます。
そこで事業として活動を続けようと思うと、個別の学習塾を極めるか通信制高校と組んでサポート校になるか、委託とかを受けに行くか、寄付モデルにするか、はたまた独自路線を拓いていくか。ともかく他の部分で活動資金を得ていかないと成り立たないと思うけど、その多くの道は代表個人としては結構違和感があるものだったりします。
なので、この1年で継続戦術とそのステージへのアプローチ方法を考えて目算が立たないと厳しくなるなぁと実感しています。

いい子の他責思考について考えてみる

“いい子”ほど自分を責めて、どうしようもなくなったら周りを責める方向に向かう。
まじめだったり優しかったりすると、まずは自分を責めることが多い。その真面目さ、やさしさゆえに。「なんでできないんだろう」「私のせいで」「私が悪い」と。
その自責も、自分の「したい」ではなくて「しなくちゃいけない」ことから起因するものが多かったりするし、なんなら何の合意もなく押し付けられた一方的なものですら自分で何とかしないとと抱え込んだりする。これだとできるできない以前の、自分のエネルギーを存分にぶつけられる状態じゃないので、結果が付いてきにくいのも当然。
しかし、その状態に気づかなくて、周りが好き勝手その自責に甘えて強弱いろんな求めを続けてしまうと、やがては自責の限界を超えて、自分がおかしくならないように防衛の他責に転じる。
逆に言うとそういう人が他責になっているということは、無理して限界を超えて、気持ちのバランスを調整してくれてた機能がぶっ壊れかけているアラームとも言えるんだけど、周りからすると急に何もかもが変わってしまって手の付けようがない感覚に陥ってしまう。そして、「強制」や「矯正」の方向で対応しようとするが、それではなかなかうまい行かない。
結果、いろいろ悩んで「受容」ということになるんだけど、この「受容」も千差万別。本人の状態によってとるべき行動が全然違うので難しい。「ただただ受容して待つ」を「押し付けた者-ぶっ壊された者」の関係性で長期間過ごしてしまうと、「他責-受容」の関係が固定化されてしまうことも多い。もちろん、一時的にある程度の受容しないと何も受け付けられないわけなので、その期間も必要ではあるし、その期間の中でもいろんな感情の移り変わりはあるのだけども。
受容の期間の中で、感情や状況の揺れを見つつポジティブな気持ちの変化を捕まえて、第三者につなげられるタイミングでつなげることは大事。ここでも一方的な先走りには注意が必要。何とか形だけ何とか整えたら良い、という浅いものでは改善しないどころかむしろ悪化する場合もよく見られる。(うちにも「ごはんを食べに行こうと連れてきた」-「だまされた」はちょこちょこあります)
本人の気持ちの表明と、その気持ちを受け取って対話して、次の一歩がその中から探れるかどうかはとても大事。その合意の中、生活にバリエーションが出てきて、気持ちが外に向かっていくようであればようやく少し安心できる。
ただ、このどれもが言うは易く行うは難し、なのが悩みどころ。

高卒認定試験・数学のTips

図形問題と言うだけで苦手意識で思考が止まってしまう人もいます。
どうしても図形が苦手なら、まるっと大問5は全部無視!見た目で解けるやつだけやる。でも全然ありです。
もう試験まで日も短いですし。大問1,2,6をしっかり押さえる方向で、二次関数(大問3,4)でいくつかパターンにはめれば高認数学の合格は見えてきますよ。

と言いつつ、少し図形の授業で最初にお伝えする内容を少しだけ。

高卒認定試験で言うと、三角比が大問5にあります。
一言で言うと「直角三角形の辺の比」なんだけど、とりあえず習うサインもコサインもタンジェントも分数で出てくるので「なんで分数?比じゃないの?」ってなる人も多いかも。割合の感覚が乏しいと迷子になっちゃいますよね。
 
例えばサインを習うとき、垂線/斜辺で分母が斜辺で分母が垂線。
「ただ分数を覚えればいいんだからそれぐらいは分かるでしょ。」
とかじゃなくて、
斜辺で割っているということは斜辺を1と考えたときの垂線がsinθの長さ(斜辺:垂線=1:sinθ)ぐらいには丁寧に伝えたい(この文字だけじゃ伝わらないと思いますが、授業ではあと3つ4つぐらい角度変えて、図に書いて丁寧に説明します)。

大事なのは納得感。それを自分のものにできるかどうかはその後次第。その後につながるような納得感を持ってもらいたいと思っています。それが無いと形だけ暗記して、試験が終わったら全部なくなってしまって、人生の足しにはなってくれないので。そういうものを大事にしていきたい。

7月テーブルゲームの会

今月のテーブルゲームの会は、大学生スタッフがテスト期間なのもあり少人数でゆるゆるとアクエリアスを。最近取り上げていたのは、表現力とか文章力とか計算力が必要なものばかりだったので、あまり考えず単純な思考だけでできるゲームも良いものです。
TOB塾西宮本校での開催だけど、塾生じゃない生徒さんの参加もありかもーと思いつつ。


変わってる塾、分かりにくい塾

全日制高校に通う方が「テストの点数とかではなく、生き方を学びたい」ということで入塾されました。
 
こういうオーダーはとてもわくわく。
勉強はあくまで「人間としての成長のきっかけ」にしたいという気持ちがあります。
英語を学んでいきたいとのことなので、英語を通してその人の物事に対する向き合い方とか情報のインプットや整理などなど人間性とか能力とかをゆっくり見ていきながら、その人の描くより良い自分に向けて改善に努めていきたいなと。
「変わってる塾、分かりにくい塾」だと言われることもありますが、それは当然です。
意識的に人間の内面的成長のためにできることをやろうとすると、これまでの人生で培ったいろんな要素が絡みあっているわけで、点数が取れたの裏側を見て行かないといけないので、どうしても分かりにくくても仕方がないかなぁと思いつつ。一方で、目に見える点数とか進学先とかメニューとかを誇示しないと選ばれもしないわけで。

点数の成長も見つつ、人間的成長も狙いつつ。その融合感に到達するにはもう一回り二回りは殻剥ける必要ありそうなので、いろんな塾生との出会いがあると良いなと待ちわびつつ。

未来を生きる世界線で

「通信制高校行って後悔もしている」
「全日制高校行った世界もあったんじゃないかな」と塾生。

ある。それはあるよね。
でも、通信制高校行ったことで後悔であっても感情は動いているし、その感情に気づいてそれを取り戻すためにこれからの行動ができるなら、それは通信制高校に行った価値のひとつとしてもいいんじゃないかなと。
 
全日制高校に行ってても、通信制高校の世界線に思いをはせたかもしれない。
それ以外にも人生の分岐はたくさんあった。今のこの一点がダメなように感じても線で納得できるように進んでいこう。
人生は線だし、もっと言うと未来に描く線。その線が納得いくように動いていけるかどうかが大事。

仮にこれまでの点がすべて最善だと思えるような点であっても、最高の線になってない人なんてたくさんいる。

ゆるく正しく自分らしくいきましょ。
いい線を描いていきましょ(私も講演とかで父親がいた世界線もあったかも的な話をするときもあるなぁ)

ジェネレーションギャップ

高卒認定の数学を模したとある問題にて。
「500円払って会員になると、1品につき40円引きになる。会員になる方が良いのは何個以上買うとき?」でのお話。

塾生が「意味が分からん・・・」というので、いろいろ分からなさを探っていくと、
「お金を払って会員になる」という概念がない、ということで「分からん」かったと。
 
ジェネレーションギャップ。世代間格差。。
確かに今は無料で会員になって情報を差し上げるスタイルか、月額サブスクしかないもんなぁ。。
学び、学ばせてもらい、いろんな世界が見えてくる。

new-look年次報告書2022

2022年度のnew-look年次報告書をこちらで掲載しています。
https://www.new-look.jp/new-look/upload_images/new_look_2022.pdf

「年次報告書」はnew-lookが法人として1年間どのような活動をしてきたかをみなさんに報告する文書です。
会計報告の他に、TOB塾の活動やnew-lookちゃんねるの活動など、色々な活動がまとめられています。

2022年度の活動は、コロナ禍での活動にも徐々に慣れてきて、オンラインでできることを探る1年だったように思います。また、対面のイベントなども少しずつ増やしています。
一方で、通信制高校をはじめとする公的支援の広がりなどから、new-lookとしての活動を考えさせられる1年でもありました。

活動10年目に当たる2022年。
活動開始当初と比べても、中退や不登校を取り巻く環境が一気に変わりました。
11年目の2023年は、new-lookとしての第2期として、1期で積み上げてきたものをどのような形で社会の役に立てられるかを模索しながら活動を続けていきたいと思います。

【無料】【奈良県在住限定】TOB塾のサポートを利用できます

【こちらは奈良県在住の方のみ申し込みができます】

この度、未来をになう子供たちの応援団基金から助成を受けまして、
下記の内容で無料サポートができるようになりました。

お申込みはお問い合わせフォームから。

(1)TOB塾奈良校の塾生募集
  募集人数:5名
  実施期間:隔週(月2回)で最大6か月
  授業料:無料

 この機会に、無料で何かを始めてみるのはいかがでしょう
 高卒認定などの資格でも、進学のための入試でも、
 働くための作戦会議でも、何でもOKです。

(2)不登校や高校中退にお悩みの保護者さんの無料相談
  相談人数:10名
  相談時間:60分
  相談料:無料

 お一人様につき1回限りの利用となりますが、
 無料での相談になりますので、
 お気軽に使っていただければと思います。

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