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不登校は人生のとおり道 第1回終了

こんにちわ。TOB塾スタッフの三上です。
先週末の11月17日、西宮市で活動する4団体の合同イベント「不登校は人生のとおり道」を実施いたしました。




第1回は、そもそも不登校という状態をどう捉えたらいいのか、どう向き合っていけばいいのか、を一緒に集まって考えるというテーマに沿って、NPO法人あんずぽこ理事長の河村夏代さんによる基調講演ののち、集まった参加者同士で話ができる交流会を実施しました。





会場に集まったのは40名をこえる保護者さん達。演台へと向けられたその眼差しはたいへん切実で、お子さまを思う気持ちが痛いほど伝わってきます。そんな思いに応えるようとされる河村先生の講演も素晴らしく、不登校の増加とその背景にある社会状況などを冷静に捉えつつ、当事者や家族の目線に立ち、一人ひとりが自分の人生と向き合いながらも、孤立せず堂々と生きていくこと、よりよい道を考えていくことの大切さを訴える内容でした。



● 内容がとてもわかりやすく、参考になった
● 不登校に対する考え方がすごく共感できた
● 不登校のことを真剣に考えていることが伝わってきた
など好評を多くいただいたほか、なかには涙ながらに聴いておられた保護者さんもあり、皆さんの心に響く講演をお届けできたことを、主催としてたいへん嬉しく思っています。講師の河村先生、素晴らしい講演をありがとうございました。





後半の交流会は45分という限られた時間ではありましたが、どのテーブルも活発に会話がなされていたようでした。心ゆくまで話せるとはいかないまでも「自分以外にも沢山の人が悩んだり試行錯誤しているんだ」ということが、あの光景から、会場の温度から、直接肌で感じられたのではないかと思います。あっという間の45分で「もう少し時間があれば…」と感じられた方も多かったのではないかと、少し悔やまれます。



会が終わったあとも、まだまだ沢山の方々が会場に残り、お互いのことを話されたり、情報を教えあったりしていました。これがきっかけで、これから先も誰かに相談したり、誰かと話したりする機会ができ、個々それぞれが向き合っていかないとならない不安や悩みはありながらも、みんなで一緒に考えて進んでいける環境が広がっていけばと思います。このイベントでの体験が、参加者の皆さまにとって少しでも今後によい影響を与えられたら幸いです。

また、定員の都合で参加をお断りさせていただいた方、定員をお譲りいただいた方には、たいへん申し訳ありませんでした。次回、第2回は2月の開催を予定しておりますが、会場規模を拡大するなどして、なるべくこうした状況を避けられるよう改善してゆきたいと思います。第2回は詳しい日程が決まり次第、メールやブログで告知いたします。

それでは今回は沢山のご参加をいただき、本当にありがとうございました。またイベントの開催にご協力いただいたたくさんの方々にも、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

それではまた次の記事で!

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