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「ニガテ」を大事に、よーく見つめる

こんにちは!安部です。
さて、このあいだ授業中に塾生と、人前に立って話をするのが苦手だー!という話になりました。そこで、なんでそう思うの?どうしたら得意になれる?というかそもそも得意になる必要ってある?というところを一緒に考えてみました。

なんで人前で話すのは難しいんだろう?
実は私も人前で話すのは苦手なので、お互いになぜ苦手意識を持っているかを出し合ってみました。そこで挙がったのが、下のような理由。
・自信がない
・慣れていない
・たくさんの人を見るとそれだけで緊張する

出しあってみると意外と似たものもあり、だよねー!と共感し合う結果に。

それぞれ対策を考えてみる
今度はその理由について、対応策はあるのか?を一緒に考えてみました。
・自信がない→自信をもって話せる内容ならば話せるかもしれない
・慣れていない→電話などそこまで緊張しないもので場数を踏んでみるのもあり
・たくさんの人を見るとそれだけで緊張する→話しているのを動画にとって流すなら緊張しないかも

一緒に話し合っていると、それなら出来る、それはハードルが高いかも、などとお互いに許容範囲が明らかになってきました。また同じ苦手意識なのに、私は知らない人の前ならOKだけど、塾生は知らない人でも緊張する、など、違いがあることも判明。

さてどうしよう?
さて、対策案が出てきたところで、それを試してみるかどうか。そもそも“ニガテ”と思うことは全て努力して克服すべき、というわけでもなく、そのままでいいものもある気がします。
この問題を考えるときに、本人の捉え方を大事にしてみる、という方法があると思います。塾生が「コンプレックスだから改善したい」と感じていれば全力でサポートしますし、塾生が「ニガテはニガテのままでも大丈夫」と感じていれば、それを踏まえた将来を一緒に考える、というやり方です。
今回の塾生も、人前で少しでも楽に話せるように努力する必要があるのか、進路やその先の職業選択も含め、一緒に考えていきたいと思っています。

人生、この”ニガテ”どうしたもんかなーとゆっくり考える時間もあってもいいですよね。塾生が考えているときに、隣で一緒に考えたり、愚痴を聞いたり、選択肢をいくつか出したり…そういうことができる存在でありたいと思います。

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