TOBLOG
富山スタディツアーへ!
こんにちわ。TOB塾スタッフの三上です。
冷えが一段と厳しくなり、収穫が終わった畑にも霜が降りてきそうです。
しかしこの程度の寒さは今年もはや既に経験済。おそるるに足らず。
というのも、実は先月末、塾生と一緒に富山旅行へ行ってきたのです。
色々あったスタディツアー。今日はその様子をご報告したいと思います。
一日目 富山駅近郊編
到着初日。去年よりお世話になっている和紙職人の川原さんと対面。
富山駅周辺では川原さんの和紙が様々な建物の内装に利用されています。
今回は芸術作品として川原さんの和紙を展示している美術館に訪れました。
▲ 最近できたての美術館。かなり綺麗でオッシャレーな感じ。
▲ 美術館の屋上にはなんとデザイナー遊具だらけの公園も。
美術館のあとは、去年帰り際に立ち寄った富山名物の巨大スタバへ。
このスタバ、公園の中に設置された日本で初めてのスタバだそうです。
▲ 薄暮時。ここが富山と言われても信じがたい、セントラルパーク的景観。
▲ これまた豪華なイルミネーション。県民のデートスポットになってそうですね。
さて、この日の夕食はこれまた言わずと知れた名物(?)富山ブラック。
私は去年も食べたので免疫ができたと思いきや、相変わらずの衝撃でした。
▲ もとは肉体労働者のご飯がすすむようにと考案されたそう。米前提かい。
夕飯を食べた後は、ツアー中お世話になる宿舎の共同創造舎へ。
銭湯から帰ったあとは、みんなでワイワイマッタリして、この日は就寝。
二日目 立山・虫谷編
翌朝、宿舎で朝食をとったあとは立山の麓を巡る旅へと出発。
はじめに訪れたのは川原さんが作る和紙の原料になる楮(こうぞ)の畑。
畑とは言っても一から山道を踏みかため、木々を切り拓いて作った棚畑です。
▲ 畑の採光のため、木を何本か倒して薪用に切り分けて運び出します。
▲ 楮の収穫。この楮の皮を煮て繊維をつぶしたものが和紙の原料になります。
畑作業を終えた後は、立山の地獄伝説を伝える芦峅寺へと移動。
あの世とこの世を結ぶと言われる布橋や、閻魔堂などの伝承に触れます。
また、昼食に芦峅寺に伝わる精進料理をいただきました。山菜おいしい…。
▲ 昼食後は閻魔堂で自習タイム。私もノートPCを持ち込み資料作成…。
▲ 一際綺麗に染まった紅葉。苔蒸した灯篭とのコントラストが映える。
このほかにも面白コンビニ「立山サンダーバード」などにも立ち寄りました。
立山を満喫したあとは宿舎に戻って川原さんの工房で紙作りを体験します。
この日は新聞の取材の方も来ていたようで、大勢で川原さんの紙作りを見学。
▲ 川原さんに教わりながら、紙漉きにトライする塾生たち
▲ 人生初の紙漉き、私も去年やりましたが、見た目より意外と難しいんです。
作った紙は加圧して水分を抜くのに時間がかかるので、完成は翌日です。
工房を出たあとは、少し早めの銭湯を済ませて宿舎でバーベキュー!
▲ 実は富山旅行での私の最大の楽しみはこの時間だったり…。
▲ 川原さんをはじめ虫谷の方々も混ざって談笑しております。無礼講。
富山の夜は、年齢も立場も関係あるようでないような、不思議で楽しい空間。
塾生たちもそれぞれになにか思うところがあったのではないでしょうか。
最後の夜も更け、就寝の時間。いよいよ次は最終日です。
三日目 紙作り・お別れ編
とうとう最終日。朝食後は紙作りの仕上げのため工房へ向かいます。
道中、川原さんの自宅兼ギャラリーへお邪魔して飾られた色んな作品を拝見。
▲ ギャラリーの様子。陶芸家の奥様が作った器も展示されています。
▲ 極薄の和紙。後日談ですが、なんとこの作品で世界を獲ったとか…。【※詳細】
工房へ移動したあとは昨日から水分を抜いておいた紙を乾かす作業です。
半渇きで重なった和紙を一枚一枚丁寧にめくり、温めた鉄板で乾かします。
▲ ほんの不注意で破れそうな和紙。極薄和紙を作る技術のすごさが解ります。
▲ 乾かし終えた世界にひとつのマイ和紙!達成感もひとしおです。
それぞれ作った和紙を持って身支度をして富山駅へ。名残惜しいのも旅の醍醐味。
駅で三日間お世話になった川原さんにお礼をし、塾生たちと帰路へつくのでした。
今年も色々とボリュームいっぱい、慌ただしく過ぎていった三日間でした。
塾生四名、大学生スタッフ二名、大人二名で参加した今回の富山スタディツアー。
それぞれ旅を通じて何かに気付いたり、何かを見つけたりできたのでしょうか。
例え今うまく言えない思いがあっても、いつか言葉にして思い返せる日がくるはずです。
最後に。去年に引き続き多大なご協力を頂いた川原製作所さま、ならびに富山の皆さまへ。
今年も塾生たちとともに素敵な旅行を体験できたこと、心より感謝します。
塾生たちも私たちも、この旅での経験を胸に前進し続けていきたいと思います。
本当にありがとうございました!それではまた!
冷えが一段と厳しくなり、収穫が終わった畑にも霜が降りてきそうです。
しかしこの程度の寒さは今年もはや既に経験済。おそるるに足らず。
というのも、実は先月末、塾生と一緒に富山旅行へ行ってきたのです。
色々あったスタディツアー。今日はその様子をご報告したいと思います。
一日目 富山駅近郊編
到着初日。去年よりお世話になっている和紙職人の川原さんと対面。
富山駅周辺では川原さんの和紙が様々な建物の内装に利用されています。
今回は芸術作品として川原さんの和紙を展示している美術館に訪れました。
▲ 最近できたての美術館。かなり綺麗でオッシャレーな感じ。
▲ 美術館の屋上にはなんとデザイナー遊具だらけの公園も。
美術館のあとは、去年帰り際に立ち寄った富山名物の巨大スタバへ。
このスタバ、公園の中に設置された日本で初めてのスタバだそうです。
▲ 薄暮時。ここが富山と言われても信じがたい、セントラルパーク的景観。
▲ これまた豪華なイルミネーション。県民のデートスポットになってそうですね。
さて、この日の夕食はこれまた言わずと知れた名物(?)富山ブラック。
私は去年も食べたので免疫ができたと思いきや、相変わらずの衝撃でした。
▲ もとは肉体労働者のご飯がすすむようにと考案されたそう。米前提かい。
夕飯を食べた後は、ツアー中お世話になる宿舎の共同創造舎へ。
銭湯から帰ったあとは、みんなでワイワイマッタリして、この日は就寝。
二日目 立山・虫谷編
翌朝、宿舎で朝食をとったあとは立山の麓を巡る旅へと出発。
はじめに訪れたのは川原さんが作る和紙の原料になる楮(こうぞ)の畑。
畑とは言っても一から山道を踏みかため、木々を切り拓いて作った棚畑です。
▲ 畑の採光のため、木を何本か倒して薪用に切り分けて運び出します。
▲ 楮の収穫。この楮の皮を煮て繊維をつぶしたものが和紙の原料になります。
畑作業を終えた後は、立山の地獄伝説を伝える芦峅寺へと移動。
あの世とこの世を結ぶと言われる布橋や、閻魔堂などの伝承に触れます。
また、昼食に芦峅寺に伝わる精進料理をいただきました。山菜おいしい…。
▲ 昼食後は閻魔堂で自習タイム。私もノートPCを持ち込み資料作成…。
▲ 一際綺麗に染まった紅葉。苔蒸した灯篭とのコントラストが映える。
このほかにも面白コンビニ「立山サンダーバード」などにも立ち寄りました。
立山を満喫したあとは宿舎に戻って川原さんの工房で紙作りを体験します。
この日は新聞の取材の方も来ていたようで、大勢で川原さんの紙作りを見学。
▲ 川原さんに教わりながら、紙漉きにトライする塾生たち
▲ 人生初の紙漉き、私も去年やりましたが、見た目より意外と難しいんです。
作った紙は加圧して水分を抜くのに時間がかかるので、完成は翌日です。
工房を出たあとは、少し早めの銭湯を済ませて宿舎でバーベキュー!
▲ 実は富山旅行での私の最大の楽しみはこの時間だったり…。
▲ 川原さんをはじめ虫谷の方々も混ざって談笑しております。無礼講。
富山の夜は、年齢も立場も関係あるようでないような、不思議で楽しい空間。
塾生たちもそれぞれになにか思うところがあったのではないでしょうか。
最後の夜も更け、就寝の時間。いよいよ次は最終日です。
三日目 紙作り・お別れ編
とうとう最終日。朝食後は紙作りの仕上げのため工房へ向かいます。
道中、川原さんの自宅兼ギャラリーへお邪魔して飾られた色んな作品を拝見。
▲ ギャラリーの様子。陶芸家の奥様が作った器も展示されています。
▲ 極薄の和紙。後日談ですが、なんとこの作品で世界を獲ったとか…。【※詳細】
工房へ移動したあとは昨日から水分を抜いておいた紙を乾かす作業です。
半渇きで重なった和紙を一枚一枚丁寧にめくり、温めた鉄板で乾かします。
▲ ほんの不注意で破れそうな和紙。極薄和紙を作る技術のすごさが解ります。
▲ 乾かし終えた世界にひとつのマイ和紙!達成感もひとしおです。
それぞれ作った和紙を持って身支度をして富山駅へ。名残惜しいのも旅の醍醐味。
駅で三日間お世話になった川原さんにお礼をし、塾生たちと帰路へつくのでした。
今年も色々とボリュームいっぱい、慌ただしく過ぎていった三日間でした。
塾生四名、大学生スタッフ二名、大人二名で参加した今回の富山スタディツアー。
それぞれ旅を通じて何かに気付いたり、何かを見つけたりできたのでしょうか。
例え今うまく言えない思いがあっても、いつか言葉にして思い返せる日がくるはずです。
最後に。去年に引き続き多大なご協力を頂いた川原製作所さま、ならびに富山の皆さまへ。
今年も塾生たちとともに素敵な旅行を体験できたこと、心より感謝します。
塾生たちも私たちも、この旅での経験を胸に前進し続けていきたいと思います。
本当にありがとうございました!それではまた!