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高卒認定試験・数学のTips

図形問題と言うだけで苦手意識で思考が止まってしまう人もいます。
どうしても図形が苦手なら、まるっと大問5は全部無視!見た目で解けるやつだけやる。でも全然ありです。
もう試験まで日も短いですし。大問1,2,6をしっかり押さえる方向で、二次関数(大問3,4)でいくつかパターンにはめれば高認数学の合格は見えてきますよ。

と言いつつ、少し図形の授業で最初にお伝えする内容を少しだけ。

高卒認定試験で言うと、三角比が大問5にあります。
一言で言うと「直角三角形の辺の比」なんだけど、とりあえず習うサインもコサインもタンジェントも分数で出てくるので「なんで分数?比じゃないの?」ってなる人も多いかも。割合の感覚が乏しいと迷子になっちゃいますよね。
 
例えばサインを習うとき、垂線/斜辺で分母が斜辺で分母が垂線。
「ただ分数を覚えればいいんだからそれぐらいは分かるでしょ。」
とかじゃなくて、
斜辺で割っているということは斜辺を1と考えたときの垂線がsinθの長さ(斜辺:垂線=1:sinθ)ぐらいには丁寧に伝えたい(この文字だけじゃ伝わらないと思いますが、授業ではあと3つ4つぐらい角度変えて、図に書いて丁寧に説明します)。

大事なのは納得感。それを自分のものにできるかどうかはその後次第。その後につながるような納得感を持ってもらいたいと思っています。それが無いと形だけ暗記して、試験が終わったら全部なくなってしまって、人生の足しにはなってくれないので。そういうものを大事にしていきたい。

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