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巣立ちの日



こんにちわ。TOB塾スタッフの三上です。
もう年度末ということで、先日TOB塾では毎年恒例のおつかれ会&卒塾式が行われました。

TOB塾で「おつかれ会」と「卒塾式」を同時に行っている理由はいくつかあります。ひとつは、在塾生も卒塾生もみんな1年おつかれさまでしたと、あまり立場を気にせずに色んな人たちが集まれる場を作りたいから。そしてもう一つは「卒塾だから」とあまりかしこまりすぎず、最後までのびのびとしている方が単純にTOB塾らしい。という思いからです。

※ とはいえ「おつかれ会&卒塾式」は言いづらいので良い呼び名を募集中です。

今年も色んな人が集まってくれたこの行事。初対面同士も多かったのですが、とりあえずワイワイ騒ぐ人、そんな人の様子をちょっと離れたところから見て楽しむ人、司会の用意したゲームに夢中になる人、菓子をつまむ人など、まぁほんと思い思いに過ごす感じが相変わらずTOB塾らしいと思いました。



会の後半は卒塾式。卒塾生たちがみんなの前で「TOB塾で思い出に残ったこと」「これからやろうと思うこと」などを発表します。このときばかりは、いつもはゆるい感じの講師たちも、塾に入って間もない在塾生たちも、じっと卒塾生の方を見ています。在塾生たちの胸にも、なにか響くものはあったでしょうか。

やがてスピーチも私が担当した卒塾生の番に。普段あまりかしこまらない彼ですが、今日は人前にも関わらず色々話してくれました。私もいざ彼に言葉を贈ろうと前に立つと、不思議と彼と同じような感じになってしまいました。気恥ずかしいような、性分ではないような。おそらく彼もそんな気分を圧して色々話してくれたのだと思います。
私が彼と過ごした時間が、彼の人生にとって何の足しになるのかまだ私にはわかりません。でも少なくとも、彼と過ごした時間は私にとっては確かな足しになっています。ありがたい限りです。彼にとっても、そうであればいいなと願っています。

少し私事が膨らんでしまいましたが、この話は私を含めてスタッフ・卒塾生・在塾生、すべての人にとっても言えることです。みんながみんな、自分の人生の足しになるものを、TOB塾で過ごした日々のなかに、出会った人のなかに、ぶっちゃけTOB塾とか全く関係ない瞬間のなかにだって、どんどんと見つけていける人になってほしいと思っています。それがTOB塾ですから。



少しうまくまとまらない話になってしまいましたが、今年ももうあと数週間で新年度。人生なんて節目があるだけで、始まりや終わりはあってないようなものです。そこが始まりと思えば目線は前に向きますし、そこが終わりと思えば不思議と足は止まります。
「新しい人生のスタートを応援する」とはTOB塾のキャッチフレーズですが、人生いつでも思い立ったがスタート。これからもそれぞれが、それぞれの道をぼちぼちと進んで行くのだろうと思います。

これから新たな年度を迎えるTOB塾を、どうか皆さま引き続き、暖かく見守っていただければ幸いです。それではまた!

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