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【プレス掲載】2015年3月12日毎日新聞朝刊

「その後」考えるシンポ 「新たな一歩のきっかけに」

 不登校や高校中退した人のサポート活動を続けている一般社団法人「new-look」(山口真史代表)が28日午後1時から、高校中退者のその後のキャリアを考える初のシンポジウム「飛び立って見える世界」(協賛・積水ハウス)を開催する。
 「new-look」は、高校中退者が大学受験を目指すための塾を運営するなど、一貫して学校教育をドロップアウトした人たちを支援してきた。3月は留年が決まるなどで、高校をやめてしまう生徒が一年の中で最も多く出る時期。シンポジウムを企画した山口さんは「学校を離れてしまうと、その後の人生の追跡調査が難しくなる。このタイミングで、社会に発信する機会を作りたかった」と話す。
 シンポジウムは2部構成で、NPO法人をさいたま市内で設立して、居場所のない子どもたちや若者のコミュニティー作りを展開している元高校教諭、青砥恭さんが基調講演。その後、高校中退を経験し、今は各界で活躍中の社会人がパネルディスカッションで自身の経験を話す。山口さんは「気軽に参加してもらって、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば」と話す。

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