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いい子の他責思考について考えてみる

“いい子”ほど自分を責めて、どうしようもなくなったら周りを責める方向に向かう。
まじめだったり優しかったりすると、まずは自分を責めることが多い。その真面目さ、やさしさゆえに。「なんでできないんだろう」「私のせいで」「私が悪い」と。
その自責も、自分の「したい」ではなくて「しなくちゃいけない」ことから起因するものが多かったりするし、なんなら何の合意もなく押し付けられた一方的なものですら自分で何とかしないとと抱え込んだりする。これだとできるできない以前の、自分のエネルギーを存分にぶつけられる状態じゃないので、結果が付いてきにくいのも当然。
しかし、その状態に気づかなくて、周りが好き勝手その自責に甘えて強弱いろんな求めを続けてしまうと、やがては自責の限界を超えて、自分がおかしくならないように防衛の他責に転じる。
逆に言うとそういう人が他責になっているということは、無理して限界を超えて、気持ちのバランスを調整してくれてた機能がぶっ壊れかけているアラームとも言えるんだけど、周りからすると急に何もかもが変わってしまって手の付けようがない感覚に陥ってしまう。そして、「強制」や「矯正」の方向で対応しようとするが、それではなかなかうまい行かない。
結果、いろいろ悩んで「受容」ということになるんだけど、この「受容」も千差万別。本人の状態によってとるべき行動が全然違うので難しい。「ただただ受容して待つ」を「押し付けた者-ぶっ壊された者」の関係性で長期間過ごしてしまうと、「他責-受容」の関係が固定化されてしまうことも多い。もちろん、一時的にある程度の受容しないと何も受け付けられないわけなので、その期間も必要ではあるし、その期間の中でもいろんな感情の移り変わりはあるのだけども。
受容の期間の中で、感情や状況の揺れを見つつポジティブな気持ちの変化を捕まえて、第三者につなげられるタイミングでつなげることは大事。ここでも一方的な先走りには注意が必要。何とか形だけ何とか整えたら良い、という浅いものでは改善しないどころかむしろ悪化する場合もよく見られる。(うちにも「ごはんを食べに行こうと連れてきた」-「だまされた」はちょこちょこあります)
本人の気持ちの表明と、その気持ちを受け取って対話して、次の一歩がその中から探れるかどうかはとても大事。その合意の中、生活にバリエーションが出てきて、気持ちが外に向かっていくようであればようやく少し安心できる。
ただ、このどれもが言うは易く行うは難し、なのが悩みどころ。

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