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turning point 2018 レポート!

こんにちわ。TOB塾スタッフの三上です。
3月18日(日)梅田スカイビルにて、不登校・高校中退を考えるシンポジウム「ターニングポイント2018」が実施されました。今年で4回目の開催となるこのイベント。来場者は例年より少なかったものの、内容についてはお褒めの言葉も沢山いただきました。少しずつではありますが、より有益な情報を発信できるイベントに育ってきている実感がしています。
ご要望の多いインターネット上での動画公開も検討中ですが、ひとまず記事にて当日の様子をご報告いたします。
イベントの見どころ |

かつて不登校・高校中退の当事者・保護者だった人たちをゲストに迎えて経験談を語ってもらうことで、今困っている人たちが前へ進んでいくためのヒントを探るイベント、ターニングポイント。今年のテーマは「悪態(あくたい)」です。
悪態と言えば一般的には「他者にあたる・目に見える」ものを言いますが、今回のイベントでは「自分にあたる・目には見えない」ものも含めて考えることで、悪態の裏に隠された繊細な心の機微を探ります。
ゲスト紹介 |

ばんちゃん【当事者チーム】 |
学校での勉強に面白さが感じられず、2度高校を中退。当時は遊びたい気持ちが強く、進学や就職という考えはなかった。やがて成人し、就職するときに選択肢の狭さを痛感し、高卒認定や専門資格などを取得した。現在は資格を活かして不動産会社で働きながら、自分なりの武器を磨いて周りの人たちと競い合えるよう、さまざまな勉強をしている。
■ 悪態エピソード
高校を辞めた後は、20歳以上の先輩たちと一緒に遊ぶことが増えた。自分もその人たちのように「お金を稼ぐ」ことが正しいんだと思っていた。バイクの修理販売などで大卒者と同じくらいの額を得られ、自信もあった。自分の力で稼いでるんだからと、家では親が作った食事を食べることもなくなり、親の目も見なくなり、会話もしなくなっていった。
■ その後…
あるとき親が自分に一切怒らなくなった。そして自分を過信して突っ走り、社会に出てみたら通用しないことだらけだった。家も借りれない、社会からの信用がない、就職先がない、人の助言を聞かず失敗する…そんなことを繰り返して初めて自分のしてきたことや状況を思い知った。それでも周りに負けたくはない気持ちがあったから、自分磨きができるようになった。

にちょさん【当事者チーム】 |
子どもの頃から完璧主義。家族が家を空けるので家事もこなした。進学した高校が家から遠く、勉強や諸々の両立ができなくなりやがてパンク。体調を崩して単位を落としてしまう。学校には最後まで通いながら、在学中に高卒認定を取得した。その後は少しずつ体調を回復させながら大学へ進学。今は大学1回生としてキャンパスライフを送っている。
■ 悪態エピソード
なにかと「こうしなきゃいけない」という理想と、その通りにいかない現実とのギャップに悩むことがあった。人にあたる・人に助けを借りることもよしとせず、爆発するのを抑えるように一人で家で紙風船を折り続けたりしていた。それでも爆発してしまう時は、授業中に突然大声で叫び出すこともあれば、夜寝つけずいきなり窓から飛び降りたこともあった。
■ その後…
小さい頃から親や先生が褒めてくれることが正しいと思っていたけど、高校中退はそれを考え直すきっかけになった。人それぞれ好きなものが違うんだから、社会に認められるものだけが正しいはずはないと思い、それまでの自己完結な性格を抑えて、勇気を出して周りの人に自分の考えを打ち明けて、認めてもらえたから、考え方を変えて楽になることができた。

なかっち【当事者チーム】 |
中3で勉強に意味を感じられなくなる。親や先生は「いいからやれ」の一点ばりで、反抗期が加速。中卒後に家出し、高校も中退。働きながらストリートミュージシャンとして活動するも、成人を目前にして限界を感じ実家へ戻る。通信高を卒業して大学へ進学し、今は自分が生徒だったころの経験を活かして小学校教員として日々子どもたちと向き合っている。
■ 悪態エピソード
とにかく親が教育に厳しく、怒鳴られる・叩かれるも日常茶飯事。中3からは親に反発するようになり激しい衝突が増えた。親は自分たちが思い描く方向へ子どもを引き戻そうとまくし立ててくるが、そんな風に接されるほど意地になって「自分たちの育て方が間違っていた」と解らせるために家出したり、警察に迎えにきた親を突き飛ばしたりした。
■ その後…
家出してからは「俺は他の同年代のやつとは違う」というプライドだけで生きてきたが、18歳になっても暮らしはよくならず、ストリートで自分の歌を聴いてくれていた人が自殺未遂をしたり、挙句の果てには勤めていた会社が倒産して寮から追い出されたりと進退窮まったときに心が折れて実家に戻った。3年間音信普通だったが、その頃には親も丸くなっていた。

Mさん【保護者チーム】 |
学校が面白くなくなったという理由で息子が別室登校になり、やがて自主退学。親は「中退」が受け入れられず、進路を早く決めようとするが、本人の気持ちと噛み合わずすれ違いが多かった。このまま一生外に出なかったらどうしようという不安と戦い、本人のタイミングを尊重して見守ったり、人に相談して気を休めたりしているうちに徐々に状況が変わっていった。
■ 悪態エピソード
学校を辞めた次の春から、息子は引きこもってネットゲームばかりするようになり、態度も急激に悪くなっていった。一番ショックだったのは、いつものように「これからどうしていこう」という話をしているときに、スマホをいじりながら「いつまですんねんこの話」と言われたこと。そのときはあまりのショックに泣き崩れてしまい、記憶喪失になった。
■ どうやって向き合ったか
ずっと家のなかで自分だけが息子と向き合っていても、両方が潰れてしまうと感じ、自分がまず外へ出るようにした。趣味をしたり人と話したりすると次第に気が楽になり、家のなかの空気も軽くなった。あるとき息子の幼馴染の友達が家にきて勉強を教えてくれるようになり、高卒認定を取得。やがて本人が自分から大学進学を希望し、TOB塾に通うようになった。

Hさん【保護者チーム】 |
息子は子どものころから昼夜逆転しやすく、集団生活にもなじめないでいた。高校には進学するも、不登校になり中退。嫌と言ったら聞かない性格なので受け入れたが、引きこもり化などの不安からバイトなどを薦めて余計に本人を追い詰めてしまった。
■ 悪態エピソード
受験が迫っていた頃、本人が全然勉強をしていなかったので追及すると不機嫌になり、態度も悪かったので「あたらないで」と言ったら、顔をグーで殴られた。そのときはショックで「この子ほんまキレやすいな」と腹が立ったが、不登校の頃は人にあたることもなくネットゲームなどをしていたので、人にあたるくらいの気力が出てきたのではと感じた。
■ どうやって向き合ったか
少しでも状況がよくなればという一心で、親の会へ行って勉強したりした。過干渉な自分を変える努力の日々。本人がやる気になったのを見て「うまくいくかも」と期待して、続かない時にショックを受けたりもした。親本意の勝手な期待はせず、本人を信じて待つしかなかった。そんな生活のなかで本人がTOB塾のことを知り、3ヵ月して自分から動き出した。
各コーナーの様子 |

基調講演「中退はスタートだ」 |

ゲストトークⅠ「悪態からのメッセージ」 |

ゲストトークⅡ「保護者と悪態」 |

アフタートーク(交流会) |
イベントを終えて |

自分の団体のイベントに限らず、保護者や当事者の話を聞けるイベントにはちょこちょこ顔を出している私ですが、数あるイベントのなかでも今年のターニングポイントはなかなかクセのあるものだったのではないかと思います。
「かつて当事者だった人」×「かつて保護者だった人」
この組み合わせが「他人同士」と言うところがまずひとつ大きな魅力です。実の親や実の子にはなかなか言えないことや聞けないことも、他人同士ならなんでも言ったり聞いたりできます。さらにそこに「悪態」という肴が加わることで、お互いの経験を重ねあわせることでより近く、より深くまで両者が接近できるのでしょう。
イベントが終わった後も、イベントの休憩中も、初対面にも関わらず保護者チームと当事者チームは和気藹々と話をしていました。そんな様子を見ていると、実の親子同士ではないかもしれないけど、渦中ではないかもしれないけど、血縁や時間や色んなものをこえて、不登校・高校中退を体験した親子同士がお互いをわかりあえたような、そんな風景を感じることができました。
思うところがうまく言葉に表せませんが、来場者のみなさまにも似たような手ごたえが残っていればと思います。このイベントが、文字通りゲストや来場者みなさんにとっての一つのターニングポイントになれば最高ですし、そうでなくても、これがきっかけで何かが劇的に変わるものでなくても、この日あったことを心の片隅に留め置いていただければと思います。
長々とした内容になりましたが、以上でturningpoint2018のレポートは終了です。次年度以降どのような形でイベントを継続していくかは未定ですが、これからは年に一回だけではなく、小規模でもある程度コンスタントにイベントを開催していく予定です。TOB塾生や、その保護者の方の話なども発信していければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ご来場くださった方々、またお手伝いしてくださった方々、turningpoint2018にご参加いただき、誠にありがとうございました!
カテゴリ:
(一般社団法人new-look) 2018年3月21日 17:04
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国際ソロプチミスト神戸東例会で、代表山口が講演をしました
一歩先へ踏み出すお手伝いを、6年以上続けてきました。
今年7月には、そのような活動が評価され
社会に貢献している兵庫県在住または兵庫拠点の個人・団体に送られる
国際ソロプチミスト神戸東クローバー賞をいただきました。
授賞式の様子は新聞にも掲載されています。
https://www.new-look.jp/media/entry/2019719-1/(毎日新聞)
https://www.new-look.jp/media/entry/2019719/(神戸新聞)
そして先日、代表山口が
国際ソロプチミスト神戸東の例会にお招きいただきました。

例会では「社会の変化とこれからの奉仕について」をテーマに
new-lookの活動や現状から、山口が2歳で父を亡くしひとり親家庭で育った話、
そして目まぐるしく変化する現代において必要な奉仕の姿についてまで幅広くお話をしました。
講演後は質疑応答の時間もあり、
会員のみなさまから熱量のこもった質問をたくさんいただきました。
大変ありがたく思います。
様々な方に中退者や不登校生の現状を知っていただくことで、
彼らのまわりに直接的・間接的に応援の輪が出来ていくことを願っています。
※代表山口への講演・研修等の依頼はこちらより承っています。
https://www.new-look.jp/inqfm/general/
(一般社団法人new-look) 2019年11月29日 16:23
平成31年度第1回親の会
その様子を少しだけご紹介します!
今回のテーマは、進路。ということで前半は、卒塾生の進路例をご紹介しました。
高校に行っていると「あの先輩〇〇大に行くんだってー」なんて話を聞いて、自分の進路を具体的にイメージしやすくなったりしますね。TOB塾はそのような機会が少ない塾生もいますので、今までの塾生はどんな経緯でどんな進路を選んでいったのか、可能なかぎり具体的にお話しさせていただきました。
最初はみなさん緊張気味の空気でしたが、リアルな進路選択の経緯を聞いて、なるほどーといった様子で頷いて下さる方もいらっしゃいました。今回は「そりゃあこの子だったら受かるだろうけど、うちの子の参考にはならないかな」ということのないよう、担当スタッフが進路例選びにも配慮しました。身近なこととして感じていただけたら幸いです。

後半はフリートーク。今回は塾生の年齢別で、中学生・高校生・受験生に分かれてお話ししていただきました。フリートークでは、ご家庭での様子や具体的な心配事などが出てくる中で、あるある!と共感し合ったり、こう対応してきたよ!という経験談を共有し合ったり。
フリートークは40分でしたが、終了後もお話しされている姿も見られました。保護者さんからは、普段似た状況にある者同士で話す機会がないけど、今日話してみてひとりじゃないと思えた、というお声もいただき、このような時間をつくってよかった!と感じました!
今回参加してくださった保護者のみなさま、お天気の悪いなか足を運んでくださり、本当にありがとうございました。
今後も親の会は定期的に実施していく予定ですので、また是非ご参加ください!
(一般社団法人new-look) 2019年6月19日 11:42
turning point 2019 終了!

今年のテーマは「ゲームとネット」! |
今年も多数の人にご来場いただきました! |

ゲスト紹介 |
ネットやゲームばかりしている「ハマるヤツ」として3名、子どもにネットやゲームにハマりすぎてほしくない「切実な保護者」を3名、さらに収拾がつかなくなる事態を防ぐべく、司会1名と専門家のコメンテーター2名をまじえて討論を行いました。



オープニングトーク |

オープニングトークでは、一般社団法人new-look代表の山口真史より「不登校生や高校中退者が、自分らしい生き方を見つけるきっかけを作り、応援する」ことを目指しているnew-lookの活動のこと、またそうした活動のなかで日頃感じている今回のテーマ「ネットやゲーム」に関する思いなどを発信しました
討論1「ゲームとネット」 |

子どものころからずっとゲームやネットにのめりこんでいる「ハマるヤツら」チームと、子どもがハマって生活が乱れている「切実な保護者」チームに分かれ、それぞれがネットやゲームに感じていること、それに関連して親に、子に対して思っていることをぶつけあいました。
●team「ハマるヤツら」の意見:
●team「切実な保護者」の意見:
討論2「生きるために」 |

依存症とはなんなのか、どうして「ハマるヤツら」の面々は紆余曲折ありながらもいまだにネットやゲームを続けながら生きていけているのか。
親(社会)が求めている「生きる」のスタンダードと本人の考え方や状態との間にどれほどのギャップがあるのか。
●team「ハマるヤツら」の意見:
●team「切実な保護者」の意見:
特別コメンテーターの総括 |

討論の締めくくりとして、最後は専門家である2名のコメンテーターに内容を総括してもらいました。コメンテーターは以下のように言及しています。
●森田泰暢(経済学博士)より
アフタートーク |

討論会が終わったあとは、ゲストや参加者同士で自由に話ができるアフタートークへ。ネットやゲームのこと、家族と生活のこと、それぞれの知識や経験をシェアしたり、一緒にこうした問題について話し合い、解決策を考える貴重な時間となりました。
参加者の方々の考えや思い |

今回はアンケートやアフタートークを通じ、参加者の方がイベントへ参加する前にもっていた「ネットやゲーム」の印象や、イベントを体験してみてから思ったことなどを聞いてみることができました。
イベントへ参加する前にもっていた印象については、
イベントを終了して… |

全体的には好評で終えることができた今回のターニングポイントですが、討論のテーマに対して時間が足りなかった点、司会を中継して進行することで両チームが組み合う状況が生まれにくかったことなど、内容の反省点もあったと思います。
またゲストたちの視点や考え方のギャップを可視化することに重きをおいたため、実際深刻な依存症に陥ったときの具体的対処や、専門的知識についても、そこまでじっくり触れることができなかったため、正解がなく腑に落ちない感覚を持たれた方も居たのではないかと思います。
・世の中にはさまざまな立場の人があり、ハマる人、保護者、ネットやゲームを供給するメーカー、それぞれの思惑や実態があるということ。
・何か失敗したり落ち込むことがあっても、ドン底から持ち直すための救いとなれる人や場所が必要であること。
(一般社団法人new-look) 2019年3月29日 15:38
不登校は人生のとおり道第2回 終了!
前回に引き続き満員御礼! |

第1回(11月)は定員の40名をこえる沢山の申込をいただいたこのイベント。今回は定員を55名に拡張いたしましたが、それでもなお定員を超える応募をいただく結果となりました。不登校に関する切実な悩みをもった人たちが自分以外にも沢山いるのだということを、色んな方に感じていただけたのではないかなと思います。
第1回(11月)では「不登校は恥ずかしくない!」をテーマに、NPO法人あんずぽこ代表の河村夏代さんの講演や、保護者同士の交流会を通じて「不登校という状況や言葉を後ろめたく感じることから生まれる二次的な問題や、それ避けるために不登校というものをどう受け止めればよいのか」といったことをみんなで一緒に考えました。
講演「不登校からでも進んでいける!」 |

講演ではTOB塾代表の山口が、今まで関わってきた不登校の子どもたちの事例も交えつつ、不登校の子どもたちを応援してきたノウハウから「子どもの進路」を考えるときの大切なポイントや、具体的な年齢ごとの選択肢などを発信しました。イベントに来られなかった方へ向けて講演内容を以下にまとめましたのでご覧ください。
進路に関する大原則 |
小中学校の年代では |
勉強や進学はあくまで知識を広げ、読解力や暗記力といった基礎能力を育てる一つのきっかけに過ぎない。そうした基礎のうえに「生きるための考え方」があり、それは趣味であろうと仕事であろうと勉強であろうと、着実に物事を進めていくためには共通して利用できる考え方であったりする。
・担任の先生(学校)
高校以上の年代では |
通学コースの通信高・定時高(・全日高)など
状況に合った通信制高校
まとめ |
市立や県立の機関もゲスト参加 |

講演とブース相談会の合間には、西宮市立こども未来センターの繁田さんより、西宮市が取り組んでいる不登校支援に関する情報発信として、こども未来センターとあすなろ学級(適応指導教室)についてのご説明をいただきました。ありがとうございます。

さらに兵庫県立神出学園さんもゲストとして出演してくださいました。ありがとうございます。兵庫県立神出学園は、神出町の豊かな自然に囲まれた寮での共同生活を通じて、不登校を体験した子どもたちが、ゆっくりと自分を見つめ直しながら過ごせる公立のフリースクールです。創立20周年を迎えた歴史あるスクールなのですが、神戸の都心からは少し離れた場所ということもあり、初めて名前を聞いたという方も多かったのではないでしょうか。
後半はブース相談会! |

後半はブース相談会。にしのみや子どもと学びネットワークからは【TOB塾・あんずぽこ・とことこクラブ】、ゲストからは【神出学園】さん、またTOB塾の相談員による【フリースクール/通信高校総合】の計5ブースが設置されました。

限られた時間ではありましたが、参加された皆さんがそれぞれ必要としている情報に応じたブースをご自由にお回りいただき、知りたいことを質問されたり、現状に関する相談をされていました。



今後の展望について |

沢山の方の応援とお力があって実施することのできたこの「不登校は人生のとおり道」。家庭教育講座という枠組みのなかで、西宮市共催のもと、全2回の実施予定ではありましたが、各回のアンケートには「ぜひ継続的に実施してほしい」「またやるときは教えてほしい」という声も多数寄せられています。
(一般社団法人new-look) 2019年2月25日 19:45
塾の近況と、チャリティーパーティーのお知らせ!
TOB塾の近況 |

TOB塾ではその日、塾に居る人たちが出席板で一覧できるよう、出席表示用のカードを一人ひとり作成しています。なので、入塾が増えるのに合わせてカードの数も増えていくのです。ちなみに上の写真はとある新入塾生のカード。推しキャラとのこと。これから出席板もより賑やかになっていきそうです。
人の増加に伴い、塾の内装も再整備を進めています。2Fは授業室と自習室のレイアウトを整理し、1Fは事務所とダイニングの間にあったドアを取り払い、色んな人がふらふらっと出入りできるように。よく授業の前後に事務室でスタッフとおしゃべりしていた塾生も、早速1Fのダイニングでマッタリしていました。落書きをしていたようで、覗き込んで見たのですが、たいへんフリーダムでのびのびした絵を書いていました。Think Outside the Box。

さて、新しい塾生たちがポツポツと現れている一方、今年受験の塾生たちは一般入試ラッシュ真っただ中です。受験直前にもまして心身が大変な時期ですが、あとひとふんばり。これまでしてきたこと、これから出てくる結果、しっかり受け止められるよう、変わらず寄り添っていきたいと思います。
LUSHチャリティーパーティー |

不登校や高校中退などの経歴に捉われず、前向きに働いていけるような職場を紹介できればと、今年度からnew-look(TOB塾)が始動した新事業TOBIT(トビット)。そんなTOBITに助成くださっている株式会社ラッシュジャパンさまが企画されるチャリティーパーティーに、2/16・2/17の二日間、パートナー団体として参加いたします!
場所はLUSH神戸三宮店。昨年4月にオープンしたばかりの、日本最大級の路面店です。イベントは昼の1時から夕方の5時まで行われておりますので、お近くに御用の方は、是非是非お立ち寄りください!
イベント名:
LUSHチャリティーパーティー
内容:
十人十色の「背景」
自分が、友達が、家族が「学校のこと」「将来のこと」で悩んでいたら…。力になります。アクティビティを交えながら一緒にお話ししましょう。
日時:
2/16(土)・2/17(日)
午後1時~午後5時
会場:
LUSH神戸三宮店(クリックで店舗ページに移動)
問い合わせ:
LUSH神戸三宮店
TEL 078-393-5020
(一般社団法人new-look) 2019年2月11日 10:11