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TOBLOG コラム: 2018年6月

いじめ不登校とTOB塾と

こんにちわ。TOB塾スタッフの三上です。
実はTOB塾には昨年度末まで、大阪府の公立高校でネットいじめの被害を経験した塾生がいました。その学校は府内でも有数の進学校で、彼は人一倍勉強してやっと合格することができたそうです。


「これから学校で学びたいことが沢山あったのに」
 
入学当初は将来への期待に胸を膨らませていた彼ですが、そんな矢先にツイッターなどSNSを利用したネットいじめに遭い、彼の期待は最悪の形で裏切られたのです。
入塾当初はPTSD(心的外傷後ストレス障害)から活字を見ることもできなかった彼ですが、塾では畑作業で身体を動かしたり、講師や他の塾生たちと話したりしながら、本人の必死の頑張りもあり、2年近くをかけて勉強ができる状態へ回復きました。
 
いじめ被害によって奪われた学習の権利を取り戻したいという思いから、学校長との交渉を続けた結果、入塾から1年目にはTOB塾の授業が、その公立高校で使用できる単位として認められました。これにより彼は同校を卒業することはできたのですが、単位が認定されただけでいじめは認定されないという状態が続いていました。
しかしついに先日12日、同校でツイッターなどによるネットいじめがあったことを認めた第三者審議会の報告書が大阪府教育委員会から公表されました。

 
NHK関西 WEB版「府立高校生不登校 いじめ認定」


▲クリックで記事の詳細が開きます(※掲載期間は1週間です)
 
 
これによって彼がネットいじめによって学習の権利を奪われたこと、それにより不登校になったことが、正式に事実として社会へと発信されたことになります。
私たちもこの発表を受け「学校に行きたくても行けないときに勉強できる場所・学校外の居場所」として、私たちにもできることがあるんだということを、もっとしっかりと発信していきたいと思っています。
 
どうしても学校へ通うことができない場合には、学校長と交渉することによってTOB塾の授業を学校の単位や出席として認めてもらうことができる。こうした実例をもっと多くの人に知ってもらいたいと思います。また、こうした単位認定の取り組みは全国で行われていて、私たちに限らず各地の前例もたくさんあるのです。
 
この記事をお読みの方で、いじめによって学校に通うことができなくなってしまった学生をご存知の方、悩んでいる親御さんをご存知の方、どうかこういった場所も世の中にはあるんだということ、相談できる窓口があるんだということを伝えてあげてください。また、そういった学生に心当たりがない方も「こういう場所が必要だ」と思ったり、私たちの取り組みに賛同してくださる思いがあれば、どうかこの情報を拡散してください。

前途ある若者たちが理不尽な出来事から学びの機会を奪われることがないよう、どうか皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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